|
Production Notes2
『忌譚』第二幕:空蝉の光 枚銜の闇 |
|
いきなりですが、第2幕は制作に入るまでが難産でした。制作環境の難産というべきでしょうか。色気を出して就職したのが、体調不良の禍いの元だったかもしれませんね。現在はフリーランスに戻っております。
C69発表予定が、ズレ込んでC70の発表となってしまいましたし、本当にご迷惑をおかけ致しました。 それにしても、昨年末から年始にかけての身にかかる不幸の連続には、正直参りました。指の骨には亀裂ビシビシ入るし、仕事面でも色々ありましたしね。 というような様々な事情が入り交じっての、1年越しの制作物発表となりました。どのような評価が下されるのか、正直ドキドキです。 今回、絵描きさんの入れ替わりがありました。 今回登場したクトゥルフ神話生物たちは、かなりオリジナル脚色を加えました。神話生物の名前は明かしませんが(一部、劇中で明かしておりますが)、それはそれで、どんな生物なんだろう? ということを想像して、探すお楽しみにして頂ければと思います。 さて、現在の物語は、朔也と二人のヒロイン(八重、麟)という軸で動いておりますが、実は忌譚の企画当初は、二人はサブヒロインでしかありませんでした。企画当初は18禁ゲームの予定(諸処の事情から一般向けになりましたが)で進行し、メインヒロインは、現在は脇役以外の何者でもない千里のはずでした。 本来考えていた話の形では無くなってしまうなぁと思ったのは、実は第2章目を書いていた辺りからでした。とりあえず、このまま進めようと考えて臨んだ夏コミ。そして、その後に大筋をまとめなおして冬コミに臨もうとしたのですが、アクシデントの連続。さらに体調の悪化という始末。年末の仕事納め(&その時勤めていた会社のでの最後の出社日)に高熱を出して、家まであと十数メートルというぶっ倒れました。なんとか身体を起こして家にたどり着きましたが、意識失ってたら凍死してました。 全体プロットの再編成。そして第2幕のプロットの再編成を行なって、作業に入ったわけですが、実質、本格的なシナリオ執筆に取りかかれたのは6月中旬くらいでした。 そんなこんなで今回は、そうした厳しいスケジュールの中での制作になりました。秀庵さんの音楽と六花さんのイベント原画に、シナリオの執筆はかなり救われたという感じです。第4章末の麟のルートは、六花さんが描いてきて下さったイベント絵のラフを見てから生まれた流れになります。あのイベント絵が無ければ、あのエピソードは生まれなかったわけで、そういう意味では頭があがりませんです(打ち合わせ次第では、あそこに出る小道具が、カラーひよこになっていました><)。 曲に救われたということでいいますと、今回の制作は、Gacktの曲『mind forest』に救われました。八重のシーンの大半の発想は、Gacktの曲に依存してたりします。やっぱり、音楽と発想は切り離せないものですね。 そしていよいよ終幕に突入となりますが、予想通りというか予定通りというか第5章で主人公の朔也がアノ状態です。さて、あそこからどうやって無理なく進めるのか……実は、それがまだアイデアが何パターンかあってまとまってない感じなのでございます。 |